
さあ現実とノスタルジーが交錯する世界へ。
丸や四角の小さな文字盤、そこから伸びる鎖やメッシュ、革ひもの細いベルト
時計というよりは、アクセサリー感覚で選びたい
華奢で繊細な時計が手首を滑るたび
自分が女の子なんだってことを思い出させてくれるはず。

昔の雑誌に載っていた広告やブランドのディスプレイを見渡すと、ついウットリ。
どんな時計がどんなシーンに着けられていたのか想いを馳せます。
乗馬を楽しむ時に着ける時計。
舞踏会に出かける時に着ける時計。
デザインはもちろん、繊細な細工、贅沢なジュエリーのあしらい方も当然、女性用の腕時計は生まれた時からハイクラスのアイコンであり、モードとも密接につながる『憧れ』の存在だったのです。
今、アンティーク時計の一番のチャームポイントはデザイン、一点ものの愛おしさ。
クォーツ時計のような正確さはありません。
けれども、腕に着けてみると、貴婦人からツィギーまで、広告の世界に象徴される幸せな空気感をきっと実感できるはずです。

== OMEGA ==
オメガは、1848年6月、スイスのラ・ショー・ド・フォンに、弱冠23歳のルイ・ブランが懐中時計の組み立て工房を開いたことからスタートしました。
後に社名にもなった、「これ以上の到達は不可能、最高、完成」の意味を込めた、ギリシャ語アルファベットの最後の文字「Ω(オメガ)」の名前を持つムーブメントが誕生したのは、1894年。
20世紀を迎えたオメガは、創業者の孫の世代へと移ります。
その20世紀のオメガを語る上で忘れられない、エポックメーキングとなる出来事が2つ。
ひとつは、1932年、オメガ時計の精度が評価され、ロサンジェルス・オリンピックの公式タイムキーパーに選ばれたことでした。
そして、もうひとつの出来事の舞台は、宇宙。
極限の環境に耐えうる、宇宙空間での使用を目的とした時計を探し求めるNASAによる過酷な環境テストが、異なったブランドの12本の時計を対象に、1964年にスタート。翌1965年、唯一テストに合格し選ばれたのが、「オメガ・スピードマスター」でした。そして1969年、アポロ11号の月着陸成功により、「スピードマスター」は、人類と共に初めて月面への一歩を踏み出しました。1970年には、トラブルに見舞われたアポロ13号の地球への重要な役割を果たした功績により、NASAの栄誉ある「スヌーピー・アワード」を受賞。その後も、宇宙センター「ミール」や国際宇宙センター(ISS)でのオフィシャル・ウォッチとして、その高い信頼性を発揮しています。
















